レクサスGS430・GS350 詳細情報

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  新生レクサスの花形となるのが“GS”である。
  エレガントな高級感を漂わすSC、スポーティフィールに個性を託すIS。そして、主力高級セダンとなるのがこのGSとなる。

  GSとアリストは、太い絆で結ばれていた。
  もともとアメリカ国民のハートをレクサスブランドがチクチクと刺激しはじめた頃
  レクサスの主力車種としてGSが存在しており、その根底には日本のアリストの血が流れていた。
  レクサスのエンブレムが毅然と輝いてはいたけれど、皮を剥げばアリストの隆々とした筋骨が現われた。
  巧みにその運動神経を隠してはいたものの、体内に宿るDNAは紛れもなくアリスト。
  そんなGSがいま、姿形を変えて新生となった。車格は似ているのだが、アリストとも決別したというのだ。
  その意味で、アリストからの進化を操ることによって、GSに真の姿が浮き上がるかもしれない。
GS430・GS350 【レクサス / LUXUS】 詳細情報
GS430・GS350 【レクサス / LUXUS】 ボディーカラー
GS430・GS350 【レクサス / LUXUS】 内装
GS430・GS350 【レクサス / LUXUS】 外装
GS430・GS350 【レクサス / LUXUS】 機能


  【 161アリストとGSの相違点 】
  ちなみに、アリストはイイ意味で本当に暴力的な車だった。
  はじめてそのステアリングを握る・・・。その瞬間すでに、殺気にも似た緊張感がドライバーをギュっと抱え込む。
  スロットルペダルをひと踏みしようものなら、まるで打ち上げられたロケットのような爆発的な加速力を発揮し、途方もない加速をする。
  ターボとNAがラインナップされていたが、もちろん暴力度で優れているのはターボ仕様だった。
  当時の国内最強トルクを誇り、低・中回転域から溢れ狂うマグマのように怒涛のトルクが襲ってくる。
  半端な動体視力では、こいつのパワーの全てを叩きつけるのは不可能だった。
  硬く締め上げられた足回りを唯一のよりどころにコーナーへ挑んでも、強烈なアンダーステアに陥り、ドライバーの心臓をギュっと握りつぶす。
  こいつの棲息エリアは、ハイウェイの追い越し車線だった。
  ワインディングなどに踏み入れるタイプではなかった。
  その無意味なマスクで露払いをしながら、はるか遠くの目的地に向かって
  突進するのがアリスト本来の生きざまだったのである。
  そう、そんなアリストとGSは、全く別物と考えるのが正解である。
  唯一の共通点は、ワインディングを走らせても決して頼りなく思えないことだけである。
  それ以外は全てにおいて洗練されている。安定感も際立っているのだ。
  アリストのことはもう忘れていい。 比べるべきものではない。
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  【 GSの操縦性 】
  GSで特徴的なのは、ロールやピッチングを徹底して削いでいることだ。
  そのうえで、惜しみなく投入した電子制御デバイスが、フラットライドの姿勢をキープしつつ安定性を約束するのである。 まさにハイテクの申し子
  今トヨタが考えられる電子制御技術をすべて盛り込むことでレクサス流操縦安定性を確立させているのだ。

  「アクティブ・スタビライザー・サスペンション・システム」は、左右の荷重変化が発生すると同時に制御が働き、不快なロールを規制する。
  AVSは、ダンパーの減衰力を可変することで、ピッチングに対応する。 実にフラットだ。
  その上、伝家の宝刀VDIMが、起こりうるあらゆるスリリングな状況を先回りし、車を安定させようとするのだ。 フットワークそのものに刺激は一切ない。
  言わば、無機質なロボットのように走り、そして安定する。 どこまで追い込んでも破綻することは殆どない。

  例えばその象徴的なのは、可変ギアレシオステアリング。
  速度によって適切なギアレシオとする一方、車両がスリリングな姿勢に陥ったと判断すると、カウンターステアまであててくれるのである。
  もはやステアリング・バイ・ワイヤーの世界である。

  アリストは、刺激の充満した強烈な戦闘機だった。だがGSは全てをさりげなくこなすことで、ドライバーに無用なストレスを与えないように仕上げられている。
  鈍重なセダンではないけれど、静かに安定して、どこまでも安楽に移動する。 それがレクサスの目指す走りのようであり、GSの走りのようである。



  【 レクサスGSのねらいとは 】
  北米仕様を中心に好評を博しているGS430は
  スポーティテイストを前面に押し出した高級4ドアセダンである。
  ご存知のように、日本名はアリストと呼んだ。
  8月に日本でもレクサスが開業。
  これを機にレクサスGSに統一し、
  レクサス店の主力モデルとなる。
  アリスト乗りとして期待していた日本仕様のレクサスGSは  
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  4.3LのV型8気筒エンジンを積むGS430と、3.5LのV型6気筒エンジンを積むGS350の2本立てで
  BMW5シリーズやメルセデス・ベンツEクラス、アウディA6などと真っ向勝負のEセグメントに属するプレステージ・スポーツセダンである。



  【 レクサスブランドとしてのGSへのこだわり 】
  エクステリアは、アリストの面影を残したデザインだ。 塊感の強い引き締まったフォルムで、エレガントさを押し出しつつ、
  スポーティムードを上手に表現しているし、リアビューも強い個性を放っている。
  残念なのは、押しの強さと味わいに欠けるフロントマスクだ。
  「異軸のセダン」を掲げるからには、オーラを放つ凛々しい顔立ちにして欲しかった。 見切り線や、ヘッドライトのデザインなどは滑らかさが気になる。

  インテリアは高いクオリティ感を実現すると共にスポーティ感も盛り込んでいる。
  3眼タイプのオプティトロンメーターが走りの世界に誘うし、メーターパネルも本アルミ板磨き上げの凝ったモノだ。
  ウッドパネルなど、高級感を感じさせる素材は使っていない。 (メーターまわり) だが、質の高さをレクサス流の感性表現で訴えた。
  スイッチは手に馴染む使いやすい形状だし、ATの操作フィールなども絶妙にチューニングされている。
  ストロークは適切だし、操作音や操作タッチにまで気を使っていた。 パーツの合わせも、ミリ単位以下の精度で徹底的に調整を行っている。



  レクサスGS 車両諸元情報

  【 レクサスGS430 】
  全長×全幅×全高 = 4830×1820×1425mm
  ホイールベース = 2850mm
  トレッド 前 / 後 = 1535 / 1540mm
  最低地上高 = 140mm
  車両重量 = 1700kg
  乗車定員 = 5名
  エンジン形式 = V型8気筒DOHC
  総排気量 = 4292cc
  圧縮比 = 10.5
  ボア×ストローク = 91.0×82.5mm
  最高出力 = 206kw(280ps) / 5600rpm
  最大トルク = 430Nm(43.8kgm) / 3400rpm
  トランスミッション = 6AT (6 Super ECT)
  燃料タンク = 71L
  10・15モード燃費 = 9.1km / L
  最小回転半径 = 5.2m
  サスペンション  前 = ダブルウィッシュボーン  後 = マルチリンク
  ブレーキ  前 / 後 = Vディスク / Vディスク
  タイヤサイズ = 245/40R18
  価格 = 630万

  【 レクサスGS350 】
  エンジン形式 = V型6気筒DOHC
  総排気量 = 3456cc
  最高出力 = 232kw(315ps) / 6400rpm
  最大トルク = 377Nm(38.4kgm) / 4800rpm
  価格 = 520万




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